2009年04月06日
ユニクロのアジア戦略
【シンガポール=実森出】
ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が6日、当地で記者会見し、
カジュアル衣料専門店「ユニクロ」を今後3年間でシンガポールで8店舗展開した後、
マレーシア、タイ、インドネシアなどの東南アジアで店舗を拡大する考えを明らかにした。
今月9日に東南アジアで初となるシンガポール1号店を開店し、豪州、ニュージーランド、インドにも進出していく計画だ。
柳井会長は「中国やインドを含め、アジアには40億人がいて、順次中産階級になっていく。
アジアでナンバーワンの小売業になれば、世界一により近付ける」と抱負を述べた。
現在、中国が9割を占める生産体制については、
「早急に3分の1程度は中国以外のところでやらないといけない」とし、
バングラデシュ、ベトナム、インドに生産拠点を分散させる考えも示した。
ユニクロは2001年9月、ロンドンで海外1号店を出店し、中国、香港、韓国などに店舗網を拡大。
海外店舗数は09年8月末に7か国・地域で94店にのぼる見通しだ。
・・・・・・・(2009年4月6日19時42分 読売新聞より)・・・・・・・・・・・・・・・・・
ユニクロのアジア戦略が明確になってきました。
人口が増加する地域に進出し、確実にマーケットシェアを拡大していけば、売上の伸びるのは当然の結果です。
これから戦後の日本が経験したような人口増加が見込まれる国に進出すれば、高度成長の日本と同じ成長が望めます。
さすが柳井正さんです。
ますます世界企業として飛躍していきそうですね!
Posted by プロジェクト8 at 21:53│Comments(0)
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